POLICY  CAPSが目指すもの
テレビ番組制作の変遷 技術革新と番組の質は・・・

私たちは40年余りにわたってテレビ業界で仕事を続けてきました。
その間にフィルムからアナログVTRにかわり、更にデジタル化、
ハイビジョン化へと大きな技術改革を遂げました。

30〜40年前、テレビ各局はそれぞれ独自のポリシーを持って
番組を制作し、例えばスポーツとドキュメンタリーに強い日本テレビ、
報道とドラマ重視のTBS、情報とバラエティーのフジテレビなど
放送局ごとのポリシーや特徴が強く現れていました。

テレビ番組の基礎を築き上げたというべきこの時代は、
キャストやスタッフ全員のプロ意識が強く、新しいことや面白いことを
追求し続け、「責任は俺が取る!」みたいな骨太の挑戦精神に
あふれていました。そのプロ意識が結果として、視聴者に夢や希望、
感動を与えることに制作者は生きがいを感じていたとも言えます。

その後、バブル期には、巨額な制作費を投じ、海外取材や豪華な
仕掛けが視聴者の目を引き、情報量満載の派手な番組が数多く
作られました。華やかなテレビ番組黄金時代とでも言えるでしょう。

そして現在、2011年7月の完全地デジ化に向けて、
目覚しい技術革新が行われ、高画質なハイビジョンが定着、
3D(立体)も急速に普及しつつあります。
しかし、経済不況の影響で制作費の削減が余儀なくされ、
予算管理がしやすい番組作り、たとえばスタジオにおなじみの
顔ぶれを集めた、各局似通った番組が氾濫しています。
技術の進歩に対して、番組の質は目覚しい進歩が図られて
いないのではないかという懸念があるのも事実です。


更には、地上波のみならず、BS、CS、そしてCATVと多チャンネル化が
定着。更にはインターネットやオンデマンドなどで、無数の番組の中から
好みやライフスタイルに合わせた視聴が可能になりました。
それだけに、これからは、今までにない制作者のプロ意識、
ポリシーが求められているのではないでしょうか・・・。


真実を追究する「ドキュメンタリー」へのこだわり
素敵な人々と出会いを求めて・・・・

私たちは20代で仕事を始めて以来、ドラマ、報道、情報、バラエティー、
ワイドショーなど数え切れない数の番組制作にかかわってきました。
中には粗製濫造に近いもあり、決して制作した番組の全てが誇れる
ものではなかったという反省もあります。

過剰な演出は、時として作り手の押し付けであり、
いわゆる「ヤラセ」や「捏造」と紙一重になり、往々にして視聴者に
誤った内容を伝えてしまうという危険性を持っています。
本来、夢や希望、感動を与える筈のテレビがそれではいけない・・・。

そこでたどり着いたのが、過剰な仕掛けや演出に頼ることのない
ドキュメンタリーを中心とした「真実を追究する番組づくり」です。
例えば歴史や伝統の中にある貴重な財産、有名無名を問わず
素晴らしい生き方や業績を成し遂げている魅力的な人物などを
掘り起こし、夢と希望を与える番組を作る。
Capsはそのために設立しました。

家族に誇れる  自分の子どもに見せたい番組づくり

私たちは「ホンモノ」を追い求め、疑問を持って自ら学び調べ、
様々な人々と出会い、世の中の普遍なものを追及して行きます。
そのためにCapsは社員を養うプロダクションではなく、
実現したい企画と信念を持ったプロの制作者がその都度集う
制作工房の形態を取っています。
自分の子どもに見せたい番組を誇りを持って作り続けます。